やる気がない状態を1日で抜け出す爆発的な方法
何かにやる気を出して1,2週間、何かをきっかけに急にやる気を失ってしまう。これを燃え尽き症候群といいます。
スポーツを始めたり、資格試験の勉強を始めたりすると始めはやる気に満ち満ちて毎日続けられていたのに、気が付けば手を付けなくなっている。こういう事がよくあると思います。
これは放っておくとやり始めた事は少ししか身についていないし、何よりも「挑戦に失敗した」という事実が身に降りかかり自分に対するイメージが悪くなる一方です。
実際私は、資格に挑戦するとき始めの1か月が頑張りますが、それ以降はだらけてしまい、いい結果が残せないということがよくありました。
このような燃え尽きたやる気のなさをどのように乗り切るか?をテーマに様々な本を読んだり実践するなかで身をもって感じた解決できる方法を書き残しておこうと思います。
1.なにが原因なのか
まず、知るべきはその原因です。結論から述べると
「目の前の目標とそれを達成する手段を見失っている」
ということになります。
資格取得では「合格」という目標の前に参考書を読むとか問題集を解くとかが小さな目標となるはずですが、その目標がある時点で見失ってしまうことがあるのではないかと考えます。
例えば、
参考書をとりあえず読み終わったけど次なにをすればいいか分からない。
参考書を読むのが難しくてなかなか進まない。
問題集が古くて、今している問題の範囲が試験に出るか分からない。
などです。
これらは、自分が賢くないからだ。とか、集中力がないからだ。などと自分の能力不足を理由にしてしまいがちです。
ですが、これらの根本的な原因は
「目指す目標やそれを達成する手段が明確になっていないからやる気が出ない」
とう点にあります。
人間は明確に分かっているものにやる気が出ます。言い換えると、何を(What)、なぜ(Why)するのか明確にすることで人はやる気をだす。という事です。
また、人間は極端に難しい課題よりも少し斜め上ぐらいの難易度のもののほうが取り組みやすいことが分かっています。
先ほどあげた例では、難しすぎたり、次何をするのか、なぜするのか?これらが見失われています。
参考書を読む事や解くことが目的となっていて、肝心なそれらをやる意味を見失っているのです。
2.原因を解決しよう
先にあげた「見失っている」という問題は意外と簡単に解決できます。解決した先にはモチベーションが少しずつ上がっていき燃え尽きていた自分がいなくなっているでしょう。
「時間をとってもう一度目標を見直そう」
原因となる「見失い」を解決するには30分ほど時間をとって目標を見直すことが大事です。具体的に見直す方法を紹介します。
1.今の目標はなぜ達成したいのか?
2.その目標は自分にとって難しすぎていないか?
3.目標を達成する手段は適切か?
4.その手段は自分にとって難しすぎていないか?
5.その手段をこなすために障害となっていることはないか?
6.以上のことを踏まえて目標と達成するための手段を見直す
となります。
1では自分が参考書を読む事だけに捕らわれる事が回避できます。動画で学ぶということに変えるなどができるでしょう。
2では参考書が難しぎた場合、もう少し簡単に理解できる参考書がないだろうか?と本屋に見に行ったり行動ができるでしょう。
3、4,5では同じように見直して新しい行動を促すことができます。
個人的には特に5が大事だと考えています。
障害とは先ほどの例であげると、今勉強しているところが実際にテストに出るのだろうか?という疑問を持っていた時に人はきっとその勉強に熱心に取り組めないだろう。という点で、見直すきっかけになります。この場合、障害とは、勉強する範囲が分かっていない。参考書と試験範囲が適正かの確認をしていない。などになります。
実際にこの障害をクリアする行動をしたあとで、やる気に爆発的な違いを実感しました。
さて、このあたりで、今すべきことが明確になっているはずです。あとは取り組むだけです。ここでやる気を出して取り組めていたらきっと「燃え尽き症候群」とはおさらばできるでしょう。
最後にメモとしてもう少しやる気を出す方法を書いておこうと思います。
3.生活全てを見直す
燃え尽き症候群であった自分を振り返ると目の前を見失っていただけでなく、生活自体に問題があったように思います。
1.好きだったウォーキングを急にいかなくなった
2.ほどよい時間でやめれていたゲームをだらだらし続けていた。
3.ソファでだらだらする時間が増えた
人はだらだらすればするほどだらだらする体になることが分かっています。それを解消するためにウォーキングという習慣があったのにそれをやめ、ゲームやYouTube閲覧でより時間を浪費していました。
ウォーキングをやめる→娯楽でだらだら→よりウォーキングに行き辛い体に→より娯楽を求めだらだら
このように負のスパイラルになっていました。
「どんなにだらけていても、ウォーキングは行く」という習慣は絶対に身に着けておこうと誓いました。
ウォーキングでやる気をあげ、その勢いで目の前の目標と手段を明確にし、爆発的なモチベーションを持つ。これが一番良い方法なのではと思っています。
以上です。