腹が減って力がでない時を乗り越える方法はあるのか[仮説と検証]

 

日中、一生懸命過ごしていると、どうしようもなく腹が減って活動に支障がでるレベルになることがある。

食事はしっかりとっているし、太りたくないので何か摂取するのは厭う。

 

1.基本的に腹が減るというのは偽りの感覚

人間の空腹感は脳の視床下部にある中枢神経からでるホルモンによってコントロールされています。すなわち、人間がおなか減ったかも?って時に空腹感を感じさせることによって、人間に摂食行動をとらせる事ができます。

 

例えば、摂食の必要が全くない状態のときに、人間が勘違いで空腹だと思ったら、ホルモンの作用によって空腹感が出ます。

すなわち、空腹感を感じたからといって、実際に空腹であるとは限らないと言えます。

 

実際、必要以上に食べて太っている人や、全く食べずに痩せている人は、この空腹感のコントロールがそれぞれ違うという事が原因になっていることもあります。

 

2.空腹を感じても気にしなくてもいいのでは

つまり、日常の食事では、カロリーや栄養を数値で管理し、規則正しく摂取すれば良く、お腹が減っているかどうかは関係ない。だから、お腹が減っていても無視していい。

 

3.とはいえお腹が減って力が出ない状態になる

とはいえ、いくら摂食行動の荒れていない人でさえ、さっき食べたのにとてもお腹が減る。しかも、全然力がでない!って謎現象に苛まれる事があるだろう。

 

一体どうすればいいのだろうか?

 

疑問と実際に試してみて検証する(サンプル数1)

 

①筋トレやランニングを突発的に行い、アドレナリンを出す。

3分くらいの時間を取り、突発的に心拍数を上げる行動を行い、アドレナリンをどばどば出すことによって、空腹感をなくせるのではないか?

 

検証結果:行動後、10秒くらいは忘れられるが、徐々に空腹感は回復し、1分ほどで元通り。

 

②ガムをかむ

人間は噛むことでも食欲はコントロールしている。そのため、ガムを噛むことで、食欲を抑え、力が出ない状況を回避

 

検証結果:空腹感の減少はすぐには見られなかった。しかし、5分ほど噛み続けていると徐々に空腹感の減少がみられた。空腹感は50%ほどの減少と、力の出ない感覚も減少し、調子良いときの力の30%から60%ほどに回復。

 

③水分を取る

水分を取ることで食事と勘違いさせる

 

検証結果:②と同じ

 

④食事する

いっそのこと食事の摂取をしちゃう

 

検証結果:食事を作る力もないので、加工された食品やお菓子などを手に取ってしまい、食欲は減少し力も戻ったが、少しだるさが出た。

 

 

4.まとめ

検証してみて、①~③あたりは数分で終わるし手頃なので実践可能。

だが、あまり効果がみられなかったともとれるため、最良の解決策は見つけられなかった。

実際、食事をしたすぐあとに空腹感を感じるのは食欲が暴走してるともとれる。なので、暴走を起こしてしまった原因となる、以前の行動を改善することが一番なのではとも考えられる。

例えば、直前の食事やそれまでの生活習慣など。

また、日中の空腹感を抑えるのに、卵の摂取が有効だと最近の研究で指摘されている。

生活習慣を日ごろから見直し、朝に卵を摂取していきたい。